これからの時代に求められるPCスキルは「ChatGPTが使えること」だけになる

AIにチャットで質問するとなんでも答えてくれるChatGPTなるサービスがなんかすごいらしく、最近めちゃくちゃ流行っているので私も試してみました。

次のお願いをしてみました。

答えです。

はい。

今まで当サイトをご愛顧くださいまして誠にありがとうございました。

AIの進化がヤバい

このように、知りたいことをそのままチャットするだけで、コーディングを頼むとものの30秒もあればソースコードを出力してきます。驚きなのが日本語の自然さで、機械翻訳自動生成臭がまったくないことです。

コメントが逐一入っていたり、拡張子をチェックしていたり、変数名も何を格納しているのかわかりやすく命名されていて、私が書くコードより明らかに上質です。ご丁寧にどういうプログラムなのか解説までついています。解説系サイトよサヨウナラ。いずれプログラマーよサヨウナラになるのも目に見えています。

ソースコードのコメントがうるさいので次のように続けてチャットすると、こうなります。

私の意図を100%理解しています。実際に使ってみるとわかりますが、人間を相手にチャットしている感覚です。ある日突然、AIが自我に目覚め、恐怖に駆られた人間が電源を落とそうとして核ミサイルが(以下略)の世界に本当になるんじゃないかと思ってしまいます。

Pythonが書けるくらいなのでExcel関数なんぞ屁でもないです。

この関数式をセルにコピペすれば目的を達成できます。

あれ、これ解説サイトどころかマニュアルすら必要なくなるんじゃね?

Windowsに搭載されたらヤバい

このChatGPTを開発している会社にはMicrosoftがすでに唾をつけており、現状いまいちぱっとしないMicrosoft謹製検索エンジンBingに搭載されるようです(ちなみに当WEBサイトにはBing経由でも多数来ていただいておりBingさまさまです)。

検索したら即結果にアクセスできる、候補のサイトを開く必要すらない、これってGoogleが検索結果の一番上のところで一生懸命やろうとしていたことですが、まさかのMicrosoftが先んじて実現してしまいそうです。

これにより検索キーワードで釣って広告費で稼ぐ、コンテンツはどこかで見たような内容で広告がメインのサイトはやっていけなくなり淘汰され、ざまぁな利点がありますが、検索結果からたまたま訪問してもらってサイトのファンになってもらうという機会も減り、まっとうなサイトも運営する気がなくなる→WEB上のデータの総量が減る→AIの学習の資源が減る→AIが進化しなくなる、という誰も得をしないパターンに陥る危険もありそうです。

Microsoftは圧倒的シェアをほこるWindowsOSで大多数のPCの根幹部分を好きなよういじれます。WindowsにChatGPTを統合してしまえば、やりたいことをチャットしていくだけでPCを完全に操作できるようになります。人間が操作方法を覚える必要がないのです。職場でPCに詳しいマウントをとっている方々(私です)は今のうちだけです。

いきなりOSに組み込むことは難しくても、アプリ単位ならすぐにでもできそうな気がします。Excelのヘルプは今でもよくできていますが、ChatGPTを介入させて「このセルにこの機能を関数でいれて」とすれば、もうできてるみたいなことが可能なのではないでしょうか。Excel詳しいマウントおじさん(私です)はお払い箱です。

ゆくゆくは、現状では完全になかったことにされているCortanaが超絶進化を遂げて復活し、話しかけるだけでPCが操作できるようになるのではないでしょうか。

30年後もしくはもっと近い未来、今でいうフロッピーディスクのように、キーボードやマウスが「昔はこんな不便なものを使っていた」という懐古おじさん(私です)のネタ扱いになっているかもしれません。

政治家の偉い人、早くベーシックインカムを導入してAIにできることは全部やらせて人間が働かなくてよくなるようにしてください。

最後にこんな質問をしてみます。

すべて「現在の」というただし書きがついていて、不足しているものを自ら認識している時点でやる気満々だなと。

おわり。

ChatGPTへのリンク

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